俺を利用して買い物しようとする妻
↑ の通り俺の使う(使える)お金はごく僅か…
たくさん水分を摂るほうなので500mlのペットボトルは必須。
今まで毎日1本はペットボトルを保冷ケースに入れて出勤してたがこう暑くなってくると1日1本で足りなくなる。
かと言ってもう1本持っていってもぬるくなって飲む気が起こらない。
かみさんが「クーラーボックス買えば?」
なるほど…
車通勤だし、
クーラーボックスに保冷剤入れてペットボトルを1~2本入れればOKじゃん。
さっそくネット検索。
迷う…
決められない…
「買った?」
いや、まだ…
「決めた?」
ん?まだ…
「どうすんの?」
うん…
煮え切らない俺に気が短いかみさんがイライラし始める。
『買うのと使うの俺だから。ゆっくり選ぶよ』
これを聞いて買い物大好きなかみさんが黙ってるわけが無い。
「なんで?決めちゃえばいいのに」
「選んであげようか」
「この前買うって言ってたラグはどうしたの」
「それもまだ買ってないじゃない」
は?今ラグ関係ねーし。
と、言えるわけもなく…
俺はまたスマホに目をやる。
「さっき見てた折り畳めるのよりがっしり硬いほうがイイよ」
「ちょっとした旅行でも使えるし」
彼女は自分の使い易いものを俺に買わせようと必死だ。
俺が日常使うということはもうすっかり頭にない。
「ついでに最近調子悪いから掃除機も買っちゃってよ」
「コードレスで充電式のやつね」
いや…
掃除機はクーラーボックスのついでに買う品物ではないはずだ。